異常気象まざまざ

 今日と明日フミちゃんは仕事で今年を終わる。そんな今日気温もそんなに高くないから山から引いてるパイプが凍結してることもないだろうし「よし、今日は頑張って山登りをして給水施設を点検に行ってくるか」と。時計は9時半近く。約一時間半かかたったとしてもフミちゃんが早めのお昼を食べる時間より早く戻れるだろう。そして支度をして山登りだ。この歳になるとこの作業はやっぱり気が重たくなる。でも、頑張らなくちゃ。自分に気合を入れていざ。途中ワイヤーを使っての谷渡りも含めて。約25分なんとか現場に登りきった。そして見るとこの時期だし給水施設に枯れ葉が詰まってる。これを掃除して、給水口もキレイにして。だが、びっくりなことに水がほとんどないのだ。考えてみれば7月には雨といえば土砂ぶりで土砂崩れを伴い一気に流れてしまう状況だった。とても地面に染み込む余裕などないのだ。そして猛暑。あれから4ヶ月というものまとまった雨が降らない。こんな経験は記憶にない。だって秋といえば「秋の長雨」でしょうに。もう地面は渇水状態。お湿り程度の雨では地面を潤すことなどできない。小さな沢ではどの沢もほとんど水がないのだ。これも異常気象の現れか。全く驚きだ。そんなこんなでフミちゃんに電話して「水が流れ出した〜」なんて聞くのも野暮な話。帰りはスイスイ。帰ってきてストーブのところに座って時計を見たら10時40分。1時間10分で往復の時間と作業時間を入れて。頑張ったけど疲れて動き出すのが大変。まぁ歳だね〜そして今日の午後はフミちゃんが今朝5時に起きて作った煮豆を近所のおばさんに届けたりお買い物にも。そうそう、今朝は日曜日にお兄ちゃんに貰ってきた新米を炊いたので美味しく頂いた。「やっぱり炊き方が問題ではなくお米だね〜」そういえばそのお米を精米してもらうところに持っていったときにご飯の異常を話ししたら「この近所でもそんな話があるんですよ」とのこと。そうなんですこれも異常気象が原因。この夏の猛暑で保管してある倉庫の中も今年は異常な気温に。お米専門の冷蔵庫できちんと管理するならともかく田舎で自分たちだけが食べるお米の保管は昔ながら木造の保管庫で保管してるのだ。だから水分が蒸発して、しかもその後は水不足。そりゃぁ乾燥してパサパサになるのも頷ける。これも経験のない異常気象ですね。今日の一枚はその水不足の水源地の光景です。こうなれば雪は大変だが少し多めの雪が降ってほしいな〜そうすれば徐々に溶けて大地を潤してもらえるだろうから。