夢しかありませんよ〜

 昨日、このハマイバをバトンタッチしてもらえそうな人たちが大勢でやってきて、若者たちは建物や敷地の隅々まで見てあるき、やがて建物の屋上に数人が立っていた。一体どうやって登ったのか。僕は長いハシゴを使って登っていたのに、そのハシゴを使わず。そして若者たちはその屋上から庭にいる我々を見て両手を振って。その若者たちの光景が今日の一枚です。やがてその人たちは降りてきて「楽しいです、もう夢しかないです」と口々に。そしてキャンプできる施設を、川も作って敷地で釣りをさせてやりたいななどなど。そして農業もやりたいと。このハマイバの施設は若者にとって次々に夢が出てくるようだ。考えてみれば自分もそんな時代があったかなと人生を振り返っても見た。このハマイバの施設がそんな魅了あふれる場所であることなどこの老人の自分には考えもつかない事だ。若さって本当に羨ましいことだ。そして、今日は成人の日。昔は1月15日と決まっていたが今年は今日だという。フミちゃんのお孫さんも成人式だという。考えてみれば今が人生で一番輝いている時なのではないか。今こそ思いっきり青春を楽しんでほしい。さてその成人の日もフミちゃんは午後からお仕事。そのフミちゃんをお見送りして、よし、今日は昨日フミちゃんに手伝ってもらって切った枝を束にする作業でもするかと。気温はあんまり上がらないが太陽に照らされてる場所は作業するにはちょうどいい温度だ。隣にはハマちゃんがいて僕の作業を「まだ終わらないの〜」と言いたげな顔をしながら。そんな作業をしながらふと思い出した。舟木一夫さんが歌った「あゝ青春の胸の血は」の一節。今の若者は知らないだろうがこんな歌があったんですよ〜希望に燃えていた僕の青春時代のうた。この歌が好きなんですよ〜

   「あゝ青春の胸の血は」

あふれる若さ あればこそ 未来に向かい我ら立つ 海の太陽山の雲 輝け命の歌声に あゝ〜青春の胸の血は夢一筋に 燃えるもの

 こんな時代もあったっけな〜若者よ青春を謳歌せよとね。