気力充実

ハマイバの花


 今日は平日だが東京からのお客さんがある。朝からなんだかそわそわ落ち着かない。その前にハマイバを点検して歩くと昨夜の気違いじみた強風であちらこちらで不具合が出ていた。お客さんが来る前になんとか直しとかなくちゃって頑張った。池の水は強風で若葉が飛ばされ排水口が詰まっている。それらを全部取り除いていた。そしたら下のおばちゃんが「鎌倉さんゆうべの風はすごかったねぇ〜、バーベキューのところの屋根も飛ばされてるよ」って。こりゃぁ一大事。連休には利用者がいるのに屋根が無くちゃ困る。ところが骨組みまで曲がってしまっている。しかも張ってあったロープの取りつけも取れてしまってる。朝から思案し、なんとか直した。やがて、待ちに待ったお客さんのご来訪だ。実はこのお客さん、東京に行った時「こんな人に利用してもらってサービスが出来たらな〜」って人で、勇気を振り絞って声を掛けたら「いくいく」ってすぐに電話してくれた人だ。「お待ちしてましたよ〜ぉ」って。まずはストーブの前で一しゃべり。そしたら、ご飯前に「岩魚つりがしたい」って。私がこんな人に岩魚釣りをしてもらいたいな〜って人たちだ。初めてだがそれぞれが喜んでくれたみたい。その後の「サバキ」は本当に上手にこなした人。私ちょっと駄目だわ〜って遠くで眺めるだけの人。まぁそりゃぁそれで・・・。田舎のこの環境に「ちょっと散歩してくるわ」って出掛けていった。今日のお客さんには「旬」の食材を天ぷらで春を味わってもらった。中には料理つくりを商売にしてる板前さんも。緊張します。でも、男の料理果たして帰りの車の中でどんな会話がされてるやら。次回ご利用になったときその評価がされるんでしょうね。
 私が、この商売を楽しいって思うのもこんな時。これからも勇気を奮って声をかけていこうって思っていますし、「打てば響く」こんなお客さんに勇気付けられていますよ。又のご利用を。今日の一枚は、ハマイバに咲くはなです。